神童ビジネスの闇 The mystery of God's business
子供に音楽の才能があったりすると、ひょっとしたらスターになるんじゃないかと、大人たちは期待する。それで、演奏家を育てている先生のところに弟子入りさせようとしたり、子供をその気にさせて、練習に励ませたりする。だけど、そういう思いにつけ込んだビジネスがあるということは、あまり知られていないんじゃないかと思う。
それなりに音感がよくて、運動神経もあり、聞いた曲をどんどん弾けたりして、容姿もそれなりにかわいらしかったりすると、こんな小さな子がこんな難しい曲を演奏するのかと、人が感心するような曲を弾かせて、神童に仕立て上げるのだ。神童を育てている先生というのは、才能のある子しか教えないと言って、もったいをつけているから、親は自分の子がこんな先生に受け入れてもらえたと思って、ますます子供に期待する。それで、法外なレッスン料をせっせと払い、先生が要求する通りに、子供を叱りつけて練習させている。
こういう先生が、ちゃんと子供の音楽性を育てているのかといったら、そんなことはない。もともとそれなりにできる子しか取らないのだけれど、そういう子に一般受けするような演奏を、仕込んでいるだけのことが多い。先生が弾いた通りにコピーして弾かせるのだ。その通りにできるまで、親に見張らせて練習させている。かっこよく見える立ち居振る舞いなども、言った通りにやらせる。
こういう先生は、顔が利くコンクールだとかコンサートホールだとかがあるので、そういうところに出して、賞を取るようにさせたりしている。実のところ、親が法外なレッスン料を払うのは、そういうコネをつけるためだ。音楽業界というのは、実はそういうお金がまわって動いているような世界であったりもする。だから、有名なコンサートホールに出たり、メディアで話題になったりするのは、結局のところ、そういう口利きができる先生に何年も法外なレッスン料を払ってきた人だけだったりもする。
実際、本当に音楽的に表現性がある、いい演奏をする演奏家は、地方のホールで演奏している程度の、無名な演奏家の方が多い。そういう演奏家は、どう考えても、一流ホールで演奏しているスター演奏家たちよりも、数段にいい演奏をしているのに、メディアで騒がれることもなく、一流のホールに招待されることもない。残念ながら、現代のクラシック音楽界というのは、そういう業界なのだ。
だけど多くの人は、一流ホールで演奏して、スター演奏家と騒がれている演奏家の方が、いいに決まっていると思い込んでいる。スター演奏家として売り出されている演奏家というのは、実のところはそうやって仕立て上げられてきた人がほとんどなので、見せかけだけの表面的な演奏だったりする。いかにもスターです、という感じにテンポをゆっくり取って、こってりと聞かせるようなもったいぶった弾き方をしたり、逆に、まるでアクロバットみたいに速く弾いたりする。目をつぶって陶酔したような表情をしたり、眉間にシワを寄せたりして、いかにも音楽と一つになっていますというような身振りをする。
本当に音楽を理解して表現できる人の演奏を見ると、あんな陶酔したような表情や眉間のシワや、音楽に合わせて肩を揺すったりなんていうのは、まったくない。思ったような音を出すのに身体中の筋肉も意識もいっぱいなので、そんなことに無駄な力を使っている余裕などないのだ。まさに、「無我になって」、演奏している。そういう人の演奏を見たら、スター演奏家たちがやっている身振りなどは、実はかっこうだけだというのが、よくわかる。
協奏曲で、オーケストラと演奏しているときには、ソロが始まる前、オーケストラが演奏しているのを聞いている様子を見れば、本当に音楽を理解している演奏家なのか、仕立て上げられたスターなのかは、だいたい見当がついてしまう。本当の演奏家なら、オーケストラが演奏しているのを、もう自分が演奏しているのと同じように、全身全霊で集中して聞いている。だけど、仕立て上げられたスター演奏家たちは、オーケストラが演奏している間、ソロパートが来るのを待っているのだ。うまく印象を与えるように弾けるかどうかと、ドキドキしながら待っているように見える。こういう演奏家は、ソロパートが始まると、目立つような出だしで弾き始める。もったいぶって出てくるような感じで、少しゆっくり目に弾き始めたり、あるいは思い切り大きな音を出したりする。腕を上げて、身振りもかっこよく目立つようにしていたりする。だけど、楽器を知っている人が見たら、これは無駄な動きでしかない。そういう出だしだと、あとの演奏もずっとそんな調子だ。いかにもスターです、という感じの弾き方をするけれど、表面だけで、中身はない演奏だ。
仕立て上げられたスター演奏家たちの演奏は、調味料の味で食べさせているファストフードみたいなものかもしれない。ちゃんとした自然の味がする素材を使っていないので、調味料でそれらしい味をつけているような食べ物だ。ハンバーガーにしてもフライドチキンにしても、ああいう味に慣れてしまうと、ちゃんとした素材で作った料理が、何だかもの足りなく感じるようになる。調味料の味が料理の味だと思い込んでしまうのだ。
それと同じで、仕立て上げられたスター演奏家の演奏に慣れていると、本当に音楽を理解して表現している演奏などは、何だかつまらないように思えたりする。派手な音の出し方とかいかにもかっこいい身振りとかもなく、実に地味な演奏のように思えるかもしれない。とにかく、世間に一流と言われて、メディアで騒がれているような演奏とは違うように思える。そこで、多くの人は、一般に一流と言われているスター演奏家の演奏の方が本物なのだろうと思ってしまうのだと思う。
本当に音楽を表現している演奏を聞いてもらうと、素直に感動してくれるのは、だから、いわゆるクラシック音楽ファンではない人たちだったりする。クラシックには興味がなかったけれど、こういう演奏ならば面白い、と言ってくれる。仕立て上げられたスター演奏家たちの、調味料こってりの表現に、感性が慣らされていないのだ。
本当に音楽を理解して表現できる神童たちも、確かにいる。ロシアのアレクサンドル・ルビャンツェフやデニス・マツエフなどは、10代で出てきたときの演奏を聴いても、堂々たるものだった。音楽の理解の仕方が深いのがよくわかる。協奏曲を弾いていても、オーケストラ全体の音を完全に把握しているのがわかる。決して自分だけ目立とうとするような弾き方をしていないし、それでいて、ソロの音が際立っていて、見事な協演になっている。オーケストラとソロが対等なのだ。こういう演奏だと、オーケストラの演奏家たちも、実に楽しそうだ。
そういうのを見ていると、ロシアではクラシック音楽界があまり腐敗していないのだろうと思う。西側諸国では残念ながら、一流ホールや有名なコンクールやメディアなどが、金融グローバリストたちにしっかりと独占されている。だから、誰が持ち上げられて売り出されるのかも、お金で決まるような世界だったりする。そういう環境では、本当にいい演奏ができる演奏家たちは、なかなか育たないし、育っても、地方の無名なホールくらいまでだったりする。
ロシア出身の演奏家でも、スターに仕立て上げられたような人たちはいて、腐敗のにおいがすることもあるけれど、しかしロシアでは、本当にいい演奏をする子供たちが、一流の演奏家として成長していけるような環境もちゃんとあるようだ。
西側諸国には、スター演奏家を目指して、何年も有名な先生に法外なレッスン料を払ってきた人たちがたくさんいるけれど、9割以上は演奏家にはなれない。こういう子たちは、11歳くらいで音大に入っていて、高校も出ていなかったりするので、音大を卒業する頃になって、どうしていいかわからなくなる。先生のコピーをすることだけで、自分で表現する楽しみも知らないので、本当に音楽が自分がやることなのかもわからなくなったりする。こういう子たちは、挫折感でほとんど死にそうになっていることも多い。親はもちろん、子供の将来のためだと思ってやっているのだけれど、そういうのを見ていると、神童教育というのは、身体的精神的な幼児虐待以外の何ものでもないと思う。
ロシアの若い演奏家たちの生き生きした演奏ぶりを見ていると、グローバリストの独占がなければ、音楽もこんな風に解放されたあり方があるのかと思う。お金に惑わされずに、音楽の本当の精神を追究していけるような環境があるようだ。
18世紀から19世紀にかけて、オーストリアとドイツでは、音楽が著しく発展して、バッハ、モーツァルトからベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、シューマンなど、すばらしい作曲家が現れ、人々はそうした演奏に馴染んでいた。それが20世紀に入って、金融グローバリストに独占されて、明らかに衰退させられたのだ。才能のある子たちは、神童教育を受けてつぶされたり、利用されたりした。スターにしてもらう代わり、本当の表現でないような演奏をして、それが一流であるかのように宣伝されたのだ。あの仕立て上げられたスター演奏家たちは、まさにそのために利用されていたようなものだった。金融グローバリストたちは、すぐれた音楽を意図的に弾圧しようとしたのだ。それというのも、すぐれた音楽は、人を本来の力に目覚めさせてしまうからだ。
子供たちの無限の可能性は、教育によって容易につぶすこともできれば、大きく育てていくこともできる。ロシアでは、ソ連崩壊と腐敗の90年代のあとで、すでに子供たちの能力を解放するような環境ができているようだ。グローバリストが世界中を独占するような時代ももう終わろうとしているようだから、きっとあと10年もすれば、音楽文化のあり方もすっかり変わっていたりするのだろう。だから、「子供の将来のために」と焦るのではなく、本当の創造性が育つように、守られていったらいいなと思うのだ。
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画像は、神童の元祖モーツァルトの子供時代。
【The mystery of God's business】
Adults expect a child to be a star when he is gifted with music. So you try to disciple the teacher who is raising the performer, let the child care and encourage them to practice. But I think it's not well known that there are businesses with that in mind.
Besides, when you have a good sound, have motor nerves, you keep listening to the songs you hear, and look so cute, you can make a little girl play such a difficult song, and make her listen to a song that makes people admire, and make her a divine child. Teachers who are raising godly children say that they only teach talented children, so parents think that their children have been accepted by such teachers, and expect more and more from their children. So they are paying illegal lesson fees and making kids practice as the teacher demands.
If we say teachers like this are really raising children's musicality, it doesn't happen. Originally, they only take children who can do the same, but often they're just preparing such children for performances that the general public will receive. Copy and paste as the teacher instructed. Keeping my parents in check and practice until I get it right. I also do what I'm told to look cool.
These kind of teachers are saying that their face is a competition or a concert hall, so they put them out there and let them take the prize. Actually parents pay illegal lessons to make that kind of connection. The music industry is actually a world where money moves around. So, the only people who go to a famous concert hall or become news in the media are, after all, people who have paid illegal lessons for years to teachers who can do that kind of mouth.
In fact, truly musically expressive, well-performed performers are far more anonymous than those at provincial halls. Such performers, no matter how you think, are performing better on a number of levels than the star performers playing in first class halls, yet they are not exposed by the media and are not invited to a first class hall. Unfortunately, that's what the modern classical music industry is.
But many people think that performers who play in first class halls and are connected to star performers are better set. A performer who is being sold as a star performer is because most of the people have been made that way, so it's just a superficial performance. Like a star, he takes the tempo slowly, plays fuzzy like he's a star, and plays fast like an acrobat. Winking and giving wrinkles in your cheeks and acting like you're somehow one with the music.
Watching someone who truly understands and expresses music perform, there's nothing like that of those contaminated expressions, wrinkles, and tears falling to the music. Since you have a lot of muscle and awareness in your body to make a sound like you want, there's no brain or brain that uses waste power for that. playing "Be Selfless" right now When you watch that person perform, you can tell that the gestures of the star performers are actually just cool.
When playing with an orchestra in a concert, listening to the orchestra playing before the solo begins, you can get a lot of idea whether it's a performer who really understands the music or a tailor-made star. A real performer is listening to the orchestra playing with full concentration just like I am already playing. But the tailor-made star performers wait for the solopart to come while the orchestra plays. Seems like I'm waiting in a heartbeat to see if I'm going to make a good impression. This kind of performer starts to cry with a distinctive accent when the solo part begins. It seems like it's coming out, start listening a little slowly, or dare make a loud noise. Keep your chin up and make sure your moves stand out. But if anyone knows the instrument, this is nothing but a wasteful move. When it's like that, it's always the same way after that. Although I feel like I'm a star, it's a performance with no substance on the surface.
Tailor-made star performers' performances could be like fast food served with a taste of seasoning. Food that tastes like the seasoning does not use proper natural flavors. Whether it's a burger or a fried chicken, when you get used to that flavor, you'll feel like a dish made with the right ingredients. I think the taste of seasoning is the taste of cooking.
Similarly, when you're tired of tailor-made star performers, playing that truly understands and expresses the music seems somewhat boring. It might seem like a really mean performance without any fancy sounding or some kind of cool behavior. Anyway, it seems different from being called world class and being played by media. So I guess many people will think the performance of the so-called top notch star performer is more real.
When I hear a performance that truly expresses music, it really moves me, it's the so called non classical music fans. I wasn't into the classical music, but I'd say it's interesting to play like this. Sensitivity is an understatement by the tailor-made star performers.
There sure are some God's children who truly understand and express music. Russia's Alexander Lubiantsev and Denis Matsev were pretty daring to play when they were teens. I understand the deep understanding of music Listening to the concerto and you know you totally understand the sound of the whole orchestra. I've never done a way to listen to myself and yet the solo sounds are outstanding and it's a great lecture. Orchestra and solo are equal. This kind of performance makes the orchestra players really enjoy it.
Looking at that, I'd think the classical music world isn't so corrupted in Russia. Unfortunately in West Korea, top notch halls, famous competitions and the media are firmly dominated by the financial globalists. So maybe a world where money decides who is lifted and sold. The performers who can perform really well in that environment don't grow up, and even if they do, they'll be as far as an unnamed provincial hall.
Even Russian performers, there are people who are star-made, and they can smell the dust, but in Russia, there seems to be an environment where children who perform really well can grow up into top-notch performers.
There are many people in Western Korea who have paid illegally lessons fees for famous teachers for years in order to become star performers, but more than 90% cannot become performers. These kind of kids are entering Sound University at about 11 years old and never graduated from high school, so they're forced to graduate from Sound University and I don't know why. I don't know the joy of expressing myself just by copying a teacher, so I don't understand music really is what I do. These kind of kids are often on the verge of death from a broken heart. Of course parents are doing it thinking it's for their children's future, but looking at that, I think God's education is nothing more than physical and mental abuse.
Watching young Russian performers perform live, I wonder how music would have been liberated like this without globalist monopoly. Seems like there's an environment where you can pursue the true spirit of music without being distracted by money.
From the 18th to the 19th centuries, music developed dramatically in Austria and Germany, bringing great composers from Bach, Mozart to Beethoven, Schubert, Brahms and Schumann, and people lined up to such performances. It entered the 20th century, dominated by financial globalists, and forced to withdraw clearly. Talented children have been crushed and exploited by God's education. Instead of being made a star, they performed as if they were not real and advertised as if it was top notch. Those tailor-made star performers were just like they were used for it. Financial globalists have deliberately tried to suppress straight music. That is because proper music awakens people to their true power.
The infinite potential of children can be easily grasped by education and greatly raised. Russia already seems to have an environment where children can unlock their abilities after the Soviet and Soviet 90s. The era of globalist dictatorship of the whole world is about to end, so in 10 years the way music culture will be completely different. So I wish it was protected and protected so that real creativity can grow instead of complaining "for a child's future".
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The image shows the childhood of Mozart, the original child prodigy.
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