「ネット社会の礼儀」



社会人には「社交上の礼儀」というルールがあります。

これを一般的には「マナー」ともいいます。

人の集まりが社会なのですから、

社会人は相手との関係を良好に築くためにルールを

守らなければなりません。

 

ネット社会の流れの中では掲示板から始まり、

SNS (Facebookやツイッターなど)上で

コメントを残すことが簡単にできるようになりました。

そこで残っていく言葉が人に与える影響はとても大きいのです。

 

そのグループに入っているから、もう知り合いだからとばかりに、

どんどんとカジュアル言葉で言葉を残していく。
 

初めての相手でも挨拶もなしにコメントをする。

「えっ!それがSNSの良いところじゃないの?」という方も

おられます。

誰だかわからない相手に実際に会ったら、

そんな言葉を簡単に発することができるでしょうか?
 

知らないからこそ、礼儀をもって接していくのです。

感謝や嬉しい気持ちならまだしも、

悪意があったり、おせっかいだったり、誹謗中傷だったり、

その言葉は延々とその場所に残っていくのです。

それを他の人たちも見るのです。

ましてや、匿名や偽名だからなんでも言っていいというのは

傲慢です。
 

すべての言葉には意味があります。

簡単に「自分本位」の言葉を残すことは、

自分の未熟さを表しています。
 

ネット社会の「自分本位」は自分のストレスを増大させるもの

だとも心得ましょう。

 
 
 
 

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