「近道で迷う」


時間と努力が不安や心配を抑え、

それがいずれ勇気ある流れを作ることは

誰もがわかっています。
 

「近道はない」と多くの先人たちが言い、

書き残してきました。
 

しかし、人は移りゆく世間の流れや他人の考えに

流され、不安になり、すぐに心の拠り所を探す旅に出ます。

 

占いの世界に顔を出し、運命とは何かを探り、

時には超自然な世界にどっぷり浸かってしまいます。

こういう場合はいずれも心が弱っている状態に間違いありません。

弱ったままで確信と疑念を繰り返して人生は進んでいくのです。
 

今、確信と疑念の狭間にいるのなら、

自分が生きているのは現実世界なのだ、

現実でイメージできることは実現するのだという強い思いを

持つことです。
 

一日一日、「仁」をもって「一時に一事」で過ごすことが、

勇気ある流れをつくり、人生に勢いがつくのです。

改めて申し上げます。

「近道などございません。」
 

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