🌿 天に満ちるハレルヤ
🌿 天に満ちるハレルヤ
(ヨハネの黙示録 19:1–5)
地上では、
都の滅びを前にして
王たちや商人たちの嘆きが響いていました。
しかし視線が天に移ると、
そこにはまったく異なる声が満ちあふれていました。
それは、
怒号でも、勝利の叫びでもなく、
救いと栄光と力を神に帰す賛美でした。
「ハレルヤ。
救いと栄光と力とは、わたしたちの神のもの。」
天の大群衆は知っています。
神の裁きが、
気まぐれでも、残酷さでもなく、
真実と正しさに基づくものであることを。
踏みにじられてきた真理、
流され続けてきた聖なる者たちの血。
それらが、ついに忘れ去られることなく、
神の前で正しく顧みられたことを。
だからこそ、
天では再び声が上がります。
「ハレルヤ。
その煙は、世々限りなく立ち上る。」
それは復讐を喜ぶ声ではなく、
悪がもはや力を持たないことへの宣言。
不正が永遠ではないことへの、
確かな証しでした。
二十四人の長老と四つの生き物もまた、
ひれ伏して礼拝します。
「アーメン、ハレルヤ。」
そして玉座から、
すべての者へと招きの声が響きます。
小さな者も、大きな者も。
名もなき者も、力ある者も。
神を畏れるすべての者よ、主をたたえよ。
✒️ ヨハネの黙示録 19:1–5
『その後、わたしは、大群衆の大声のようなものが、天でこう言うのを聞いた。 「ハレルヤ。 救いと栄光と力とは、わたしたちの神のもの。 その裁きは真実で正しいからである。 みだらな行いで 地上を堕落させたあの大淫婦を裁き、 御自分の僕たちの流した血の復讐を、 彼女になさったからである。」 また、こうも言った。 「ハレルヤ。 大淫婦が焼かれる煙は、世々限りなく立ち上る。」 そこで、二十四人の長老と四つの生き物とはひれ伏して、玉座に座っておられる神を礼拝して言った。 「アーメン、ハレルヤ。」 また、玉座から声がして、こう言った。 「すべて神の僕たちよ、 神を畏れる者たちよ、 小さな者も大きな者も、 わたしたちの神をたたえよ。」』
💬
この世の声ではなく、
天からの賛美に心を合わせ、
神の真実と正義を信頼して歩みたいと願う方は、
「アーメン」と言ってください。
神の国では、
嘆きの後に、必ず賛美が備えられています。


